走る仲間は、いない。ずっと一人だ。でも、それが正解だった。
ランニングを再開してから、誰かと一緒に走ったことは一度もない。最初から一人で、今も一人で走っている。「仲間がいたほうがいいのかな」と思ったことも、正直あまりない。
この記事では、ずっと一人で走り続けてきた40代が、「孤独なラン」の良さを正直に語ります。仲間がいなくて不安に思っている人に、少し気が楽になってもらえれば嬉しいです。
ずっと一人で走ってきた
ランニングを再開してから、誰かと一緒に走ったことがない。ランニングサークルに入ったこともなければ、友人と走る約束をしたこともない。
理由は単純だ。仕事が忙しく、土日も休めない時期が長かった。人と時間を合わせる余裕がなかった。そもそも「誰かと走ろう」という発想が最初からなかった。
気づけばずっと一人。でも、それで困ったことは一度もない。むしろ、一人だからこそ続いてきたと思っている。
一人だと「余計な気を使わなくていい」
誰かと走るとき、何が大変かを想像してみた。
まずペースを合わせなければいけない。相手が速ければついていくのがしんどい。遅ければ物足りない。どちらにしても、自分のペースで走れない。
次に話しながら走ることになる。走りながら会話するのは、思っている以上にきつい。息が上がっているのに言葉を絞り出す。それだけで体力を消耗する。
さらに相手のきつさを気にしてしまう。「大丈夫かな」「もうやめたいのかな」と考え始めると、自分のランに集中できない。
一人ならそのすべてがない。気を使う相手がいないから、走ることだけに集中できる。これが思った以上に快適だった。
その日の「自分」だけを基準にできる
一人で走る最大のメリットは、すべての判断を自分だけで決められることだと思っている。
調子が良い日は、距離を伸ばせばいい。川沿いをいつもより遠くまで走ってみる。ペースを上げてみる。誰にも相談しなくていい。
調子が悪い日は、走らなければいい。「今日はやめておこう」と決めるのに、誰かへの連絡も必要ない。説明もいらない。自分の体と相談して、静かに決める。
この「誰にも説明しなくていい」という自由が、40代の忙しい日常にはとても合っている。無理をしないことで怪我を防ぎ、長く続けられる。
走るのをやめようか迷う日の対処法は、こちらにも書いています。
→ 「走るのがしんどい日」をどう乗り越えるか|40代ランナーのモチベ管理術
走ると「無」になれる。一人だからこそ
一人で走っていると、不思議なことが起きる。
最初の数分は、仕事のことや今日あったことが頭をぐるぐる回る。でも走り続けているうちに、それが静かになっていく。気づくと、何も考えていない。頭が「無」になっている。
これは一人だからこそできることだと思っている。誰かがいれば話し、気を使い、頭は常に動き続ける。一人だから、考えることをやめられる。
「無」になった後、なぜかすっきりする。悩んでいたことの答えが、ふと浮かんでくることもある。走ることで頭の中が整理される感覚については、こちらの記事に詳しく書きました。
→ 走っている30分間、頭の中で何が起きているのか|40代が体験した”ゴミ→無→答え”の流れ
たまには仲間と走ってみたいとも思う
正直に言えば、ランニングのコミュニティで一緒に走るのは楽しいだろうと思う。同じ目標を持つ仲間と走れば、刺激になることもあるはずだ。
でも今は、生活のリズム的にも一人で走ることが心地よい。自分のペースで、自分だけの時間として走ることが、今の自分には合っている。
「仲間がいないと続かないのでは?」と思っていた時期もあった。でも現実は逆だった。一人だから続いている。無理に誰かに合わせなくていいから、長く走り続けられている。
まとめ 仲間がいなくても、十分すぎるほど楽しい
一人で走ることに、後ろめたさを感じる必要はない。
ペースを合わせなくていい。話しながら走らなくていい。誰かに説明しなくていい。その日の自分だけを基準に、自由に走ればいい。
「仲間がいないから続かない」ではなく、「一人だから続く」こともある。自分のスタイルを見つけることが、40代のランニングを長続きさせる一番の近道だと思っている。
走り始めた頃の不安や、続けるコツについてはこちらもあわせてどうぞ。
→ 【40代から始める】ランニングが続く人だけがやっている5つのスタート術

