走り始めてから、仕事の残業が減った|40代が気づいたランニングと仕事の意外な関係

ランナー体験談

「ランニングって仕事に関係あるの?」

正直、走り始めた頃はそんなことまったく考えていなかった。趣味として、健康のために始めたランニング。でも気づいたら、仕事のやり方まで変わっていた。

今回は、40代会社員の僕が実感した「ランニングと仕事の意外な関係」について、正直に書いてみる。

ランニングを始める前の僕の仕事スタイル

走り始める前の僕の仕事のやり方を正直に言うと、残業を「カバー手段」として使っていた。

「今日できなくても、残業すればいい」「終わらなければ残ればいい」——そんな考えが当たり前のようにあった。悪気はないし、サボっていたわけでもない。ただ、仕事に対して「どこかゆるい設定」をしていたのは確かだ。

体が特別疲れていたわけでも、集中できていなかったわけでもない。ただ、もう少しうまくやれるんじゃないかという感覚は、どこかにあった。

走り始めて最初に気づいた変化は「仕事後の疲れ方」だった

ランニングを続けていくなかで、最初に気づいた変化は仕事の集中力でも、やる気でもなかった。

「仕事が終わったあとの疲れ方」だった。

以前は仕事が終わると、どっと疲れた感覚があった。でも走り始めてしばらくすると、その「どっと感」が薄れてきた。劇的な変化ではない。「あれ、なんか今日そこまで疲れてないな」という、じわじわとした気づきだ。

最初は気のせいかと思った。でも、それが続くようになって「これ、ランニングのおかげじゃないか」と思い始めた。

集中力の「持ち方」が変わった

疲れにくくなると同時に、仕事中の集中の持ち方も変わってきた。

以前は午後になると頭が重くなる感覚があったが、それが少し楽になった。体力がついてきたのか、一日を通して踏ん張れるようになった実感がある。

また、もともと気にしいな性格で、仕事中の人間関係や小さなミスをずっと引きずる癖があった。ランニングを続けることで、気分の切り替えが少しだけできるようになってきた気がする。

「少しだけ」というのが正直なところで、まだまだ難しい。でも、以前よりは「まあいいか」と思えるタイミングが増えた。それだけでも、仕事のしやすさは変わる。

走った日と走らない日で仕事は変わるか?正直に答えると…

「走った翌日は仕事がはかどる?」とよく聞かれそうだが、正直なところを言うと、1日・数日単位では変化を感じない。

走ったから今日は集中できた、走らなかったから今日はだめだった——そんな単純な話ではない。変化を感じるのは、続けた先だ。

毎日走る必要はない。週に1回でも、続けることで少しずつ積み上がっていく。それが数ヶ月続いたとき、初めて「なんか違うな」と気づける。

ランニングの効果は、貯金みたいなものだと思っている。毎日入金しなくていい。でも続けることでじわじわと残高が増えていく。

モチベーション管理についてはこちらの記事もあわせて読んでみてほしい。
「走るのがしんどい日」をどう乗り越えるか|40代ランナーのモチベ管理術

僕はランニングを「仕事のため」に走っていない

「仕事のパフォーマンスを上げるためにランニングを始めた」という人もいるかもしれないが、僕は違う。

走り始めた理由は、趣味と健康のためだ。体を動かしたかった。気持ちよく汗をかきたかった。それだけだった。

でも気づいたら、仕事にも良い影響が出ていた。「仕事のために走る」は少し窮屈に感じる。「走っていたら仕事にも良かった」くらいのゆるさが、40代のランニングにはちょうどいいと思っている。

ランニングを続けて得られたメンタルの変化については、こちらの記事でも詳しく書いている。
「走り続けてメンタルが変わった」誰にも話していない40代の正直な話

忙しい時期に続けるために手放した「思い込み」

仕事が忙しくなると、ランニングを休みがちになる。そのとき、僕がよくはまっていたのがこんな思い込みだ。

  • 「30分走らないと意味がない」
  • 「5km走らないといけない」

自分で勝手に決めたルールで、自分を縛っていた。今は違う。15分でもいい。3kmでもいい。短くても、走ったという事実が積み重なる。その積み重ねに意味がある。

忙しい時こそ、大きくやろうとしない。週3回を習慣にしている人が、週2回・週1回になったとしても、「そういう時期もある」と気持ちを切り替える方が、長く続けられる。

時間の作り方のコツについてはこちらも参考にしてほしい。
帰宅後すぐ着替える。それだけで週2回のランニングが続いている|40代会社員の時間の作り方

40代だからこそ「完璧にやらない」がランニングを長続きさせるコツ

20代の頃は「やるなら徹底的に」という気持ちで動けた。でも40代になると、仕事・家族・体の回復力、いろんなものが変わってくる。

なんでも完璧にこなそうとするのではなく、臨機応変に取り組む。それがランニングライフを楽しく続けるコツだと、走り続けながら気づいた。

自分でこう書いておきながら、自分自身への戒めでもある。できなかった日を責めるのではなく、「また走れた」という小さな積み重ねを大切にしていきたい。

まとめ|ランニングと仕事、どちらも「続けること」が全て

  • ランニングを始める前は「残業でカバーすればいい」という意識があった
  • 走り始めて最初に変わったのは「仕事後の疲れにくさ」
  • 集中の持続力と体力が少しずつついてきた
  • 1日単位ではなく、継続の先にパフォーマンスの変化がある
  • 「仕事のために走る」ではなく、走っていたら仕事にも良かった
  • 忙しい時は「15分でもいい」「3kmでもいい」と小さくやる
  • 40代は完璧を目指さず、臨機応変に続けることが一番大事

ランニングが仕事を変えるというより、ランニングを続けていたら自分が変わっていた——そんな感覚が一番近い。

走ることを始めようか迷っている40代の方へ。仕事のためじゃなくていい。まず走ってみてほしい。気づいたら何かが変わっているはずだ。

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