読書とランニングは似ている|40代が気づいた「続けられる」共通点

ランナー体験談

僕の趣味は、ランニングと読書です。

一見、汗をかくスポーツと、静かに活字を追う読書。まったくの別物に見えます。でも、両方を続けるうちに、ふと「この2つ、似ているな」と感じるようになりました。

40代の僕が気づいた、読書とランニングの共通点についての話です。

僕の読書習慣|スキマ時間に月2〜3冊

僕は月に2〜3冊、紙の本を読みます。電子書籍も便利ですが、僕はもっぱら紙派です。

読むのはほとんどスキマ時間。出勤時に15分ほど早く家を出て、職場の近くのベンチで読む。あとは寝る前、電車の移動中、外出先のちょっとした空き時間です。外出するときは、必ず1冊カバンに入れています。

ジャンルは自己啓発、健康、ミステリーなど幅広く。週に1回は必ず本屋へ足を運びます。好きな作家は、伊坂幸太郎さん、山口拓朗さん、樺沢紫苑さんなどです。

読書の習慣は、ランニングより先輩です。もともと本が好きで、コロナ禍のころは月10冊ほど読んでいた時期もありました。落ち着いた今は月2〜3冊。無理のないペースに、自然と落ち着いた形です。

朝15分のベンチ読書が、一日を整えてくれる

お気に入りの場所は、オフィスの近くにある緑の多いベンチです。芝生は人工ですが、朝はここで15分だけ本を開くのが日課になっています。

読むのは自己啓発系が多めで、気分によってはミステリーも。決めごとはつくらず、その日の気分で選びます。

満員の通勤電車では、正直なところ気分が上がりません。だからこそ、オフィスに入る前のこの15分が効くんです。ざわついた気分をリセットして、落ち着いた状態で一日を始められます。

僕が「紙の本」一択の理由

実は、電子書籍も一時期使っていました。でも僕には合わず、読んだ内容があまり記憶に残らなかったんです。

紙の本なら、指を付箋代わりに挟んで、戻ったり進んだりが自由自在。「たしかこのあたりに書いてあったな」と、あたりをつけて見返すこともできます。

この「行ったり来たりできる感覚」が、僕には大事でした。だから本は、紙一択です。

読書とランニングが「似ている」と感じる4つのこと

続けるうちに気づいた共通点は、こんなところです。

  • どちらもリラックスできる
  • 場所を選ばない(本もランも、どこでもできる)
  • 続けることで、少しずつ力がつく
  • すぐに結果は出ない、どちらも長期戦

続けるコツも同じ|“スモールステップ”

読書もランニングも、「続けるコツ」はまったく同じだと感じます。

それは、無理をしないこと。1日10分の読書でもいいし、1日15分のランニングでもいい。とにかく小さく、少しでも続けることが大事です。

この考え方は、影響を受けた一冊『複利で伸びる1つの習慣』(ジェームズ・クリアー)にも通じます。小さな習慣の積み重ねが、やがて大きな差になる——読書もランも、まさにそれを実感させてくれます。

この考え方を教えてくれたのが、『複利で伸びる1つの習慣』という本でした。完璧を目指すより、とにかく続けること。理想どおりにできない日は、半分の量でも、半分の回数でもいいんです。

ランニングも筋トレも読書も睡眠も、思い描いたとおりにいかない日のほうが多いくらいです。それでも「ゼロにしない」だけで、習慣は少しずつ積み上がっていきます。

ちなみに僕のオフィスは16階にありますが、毎日階段で上っています。これも僕にとっては大事な「小さく続ける」習慣のひとつです。

どちらも「無」になれる時間

走っているときと、本に没頭しているとき。心の状態が、よく似ています。

集中していくと、頭の中が「無」になる瞬間があります。その時間にぐっと没頭できて、終わったあとには達成感が残る。この感覚が、僕はどちらも好きです。

走ると本が読める、本を読むと走れる

面白いのは、この2つがお互いに良い影響を与え合っていることです。

走ると集中力が高まって、活字を読むのが苦になりません。逆に、本を読むことでも集中力が高まる。どちらが先か、ニワトリと卵のようですが、気づけば自然とそういう良い循環になっていました。

やめたくなる日も似ている|そんな日は休む

もちろん、どちらも「今日はやりたくないな」という日はあります。

疲れているときは、体も頭も使いたくない。そういう日は、無理せず完全に休みます。そして、早く寝てしまうのが一番です。

休むことに罪悪感を持たない。これも、長く続けるための大事なコツだと思っています。

【参考】運動と読書は、脳にとっても好相性

一般に、ウォーキングやジョギングといった有酸素運動のあとは、頭がすっきりして集中しやすくなるといわれています。走ったあとに本の内容がすっと入ってくる感覚は、僕の気のせいだけではないのかもしれません。

また、習慣づくりの分野では、すでにある習慣に新しい習慣をつなげる方法が続けやすいとされています。「走ったら読む」「出勤前に15分だけ読む」のように生活の流れへ組み込むのは、理にかなったやり方のようです。

まとめ|量を求めない、毎日じゃなくていい

読書もランニングも、両方やる40代に伝えたいことは一つです。

「量を求めない。毎日やる必要もない」。そう思っておくくらいが、ちょうどいい。習慣化のコツは、完璧を求めすぎず、とにかく小さく続けることです。

ちなみに、最近読んで好きだったのは『ザリガニの鳴くところ』(ディーリア・オーエンズ)。物語に没頭する時間は、走って無心になる時間と、どこか似ています。

走ることと、本を読むこと。あなたの毎日にも、小さく取り入れてみませんか。

走っているときの頭の中についてはこちらの記事、習慣が連鎖していく話はこちらの記事、ひとり時間の使い方はこちらの記事もあわせてどうぞ。

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