「デザインは好きなのに、履くと小指のあたりが窮屈…」「細身のシューズだと、圧迫感がつらい」
足幅が広めの方なら、一度はこんな経験があるはずです。
僕も足幅が広く、メーカーによっては細身の作りで圧迫感があり、ずっと避けてきました。さらに学生時代からは、巻き爪にも悩まされてきました。
そんな僕がたどり着いた答えはシンプルです。「幅広(ワイド)タイプを選ぶ」。たったこれだけで、走ることがぐっとラクになりました。
この記事では、巻き爪に悩んだ実体験をもとに、40代ランナーの幅広シューズ選びをまとめます。
学生時代から巻き爪に悩んできた
僕の巻き爪との付き合いは長く、学生時代までさかのぼります。
特につらかったのは親指です。靴の中で圧迫されると、走っている最中にだんだん気になり始めます。
そして走り終わったあとには、歩くのもきついほど痛むことがありました。「走る」どころか「歩く」のもつらい。足先のトラブルは、それくらい生活に響きます。
当時は「靴とはこういうもの」と思い込んでいました。サイズは合っているはずなのに、なぜ痛くなるのか分からない。いま振り返ると、僕の場合は足の「幅」が合っていなかったことが大きかったと感じています。
もし過去の僕のように「靴はきついものだ」と思っているなら、それはシューズの幅が合っていないサインかもしれません。
高校生のとき、「幅広タイプ」に出会った
転機は高校生くらいの頃でした。
たまたま店頭で「幅広タイプ」と書かれたシューズを目にして、試しに買ってみたんです。正直、深く考えていたわけではありません。
ところが、これが大正解でした。
つま先まわりの圧迫感がなく、親指が靴の中で押されない。幅広タイプを選ぶようになってから、巻き爪で指を痛めることは限りなく少なくなりました。
それ以来、20年以上ずっと幅広派です。どんなにデザインが好みでも、細身のモデルは選ばないと決めています。
実は、普段の靴も幅広です
幅広へのこだわりは、ランニングシューズだけではありません。
以前は仕事で革靴を履いていましたが、とにかく足が疲れていました。今はオフィスでも違和感のない、幅広のウォーキングシューズを愛用しています。

履いているのは、アシックスのウォーキングシューズ「GEL-WANDER」のワイドタイプ(ABC-MART限定モデル)です。

見た目はきれいめなので仕事でも違和感がなく、それでいて革靴のような疲れがありません。ランニングも仕事も、結局は「足が快適かどうか」。40代になって、その大切さをあらためて実感しています。
幅広シューズの選び方|失敗しない3つのコツ
僕の経験から、幅広シューズ選びのコツは次の3つです。
- 店頭で「幅広」「ワイド」の表記を探す
- 表記が見つからなければ店員さんに聞く
- 必ず試着してから買う
今は店頭に行けば、幅広タイプのシューズには分かるように記載されていることがほとんどです。見つからないときは、店員さんに聞いてみるのが一番確実です。
そして一番大事なのは試着です。僕は、試着せずにネットでシューズを買うことは怖くてできません。同じ幅広表記でも、メーカーやモデルによって足入れの感覚は違うからです。
シューズ選び全体の基準は「40代ランニング初心者が最初に選ぶべきシューズ|膝を壊さない5つの基準」でも詳しくまとめています。
【参考】ワイズ(足囲)の基礎知識
シューズの幅は「ワイズ(足囲)」という規格で表されます。
日本で売られているメンズランニングシューズは、標準幅が「D」や「2E」相当とされることが多く、幅広モデルは「2E」「4E」などと表記されます。アルファベットが後ろにいくほど、幅にゆとりのある作りです。
メーカーによっては、同じモデルで標準幅とワイド幅の両方を展開していることもあります。「デザインは好きだけど幅が不安…」というときは、ワイド展開がないか確認してみると選択肢が広がります。
ちなみに「きつければサイズを0.5cm上げる」という方法もありますが、長さを変えても幅の圧迫感が残る場合があります。幅が原因なら、ワイズで選ぶほうが近道です。
また、足は時間帯やむくみで状態が変わるといわれています。できれば実際に走る時間帯に近いコンディションで試着できると、より安心です。
僕がいま履いている2E|ノヴァブラスト5
いまのランニングシューズは、アシックスのノヴァブラスト5。もちろんワイド(2E)です。

つま先に余裕があり、走っていて親指が圧迫される感覚はありません。クッション性も高く、3ヶ月・150kmほど履いた今も快適に走れています。
詳しい履き心地は「ノヴァブラスト5レビュー|膝・重さ・疲れを40代が100km検証」にまとめています。幅広派の40代には、本当におすすめできる一足です。
ちなみにシューズは消耗品です。買い替えの目安は「ランニングシューズはいつ替える?40代が3足履いて気づいた寿命サイン」で紹介しています。
まとめ|かっこよさより、足にフィットする一足を
ランニングは、走るだけで体力を消耗します。それなのに、自分に合わないシューズで走るのは逆効果です。
かっこいいシューズを履きたい気持ちは、僕にもあります。それでも一番大事なのは、自分の足にフィットするシューズを選ぶこと。
巻き爪で歩くのもきつかった学生時代の僕に教えてあげたいくらい、「幅広」との出会いで足のストレスは減りました。
足幅で悩んでいる方は、次の買い替えでぜひ「幅広(2E)」という選択肢を試してみてください。
※巻き爪の痛みが強い場合や長く続く場合は、無理をせず皮膚科などの専門医に相談してください。


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