ランニングって意外とお金かかる|始めて驚いた費用を全部公開【40代の場合】

40代ランナーがランニングギアを眺めている シューズ・ギア

「走るだけだから、お金ほとんどかからないよね」

ランニングを始める前、ぼくはそう思っていました。ゴルフみたいに道具が高いわけでもない。スイミングみたいに施設費もかからない。シューズさえあれば近所の道や公園を走れる。タダ同然の趣味のはずだ、と。

…完全に甘かったです。いざ始めてみたら、1年目だけで約7万円が飛んでいきました。

この記事では、40代からランニングを始めたぼくが実際にかかった費用を包み隠さず公開します。これからランニングを始めようか迷っている方の参考になれば嬉しいです。

「走るだけだから安い」は大きな誤解だった

ランニングを始めようと思ったとき、まず頭に浮かんだのは「手軽さ」でした。道具もいらない、場所もいらない、時間も自由。40代になって運動不足を感じていたぼくにとって、ランニングはまさに理想的な趣味に見えました。

でも実際に走り始めると、次々と「あ、これも必要だ」という場面が出てきます。特に40代は「どうせやるならちゃんとやりたい」という気持ちが出やすい。ぼくもまさにそうで、「膝を壊したくない」「続けたい」という思いが、気づかないうちに出費を押し上げていました。

【初期費用】最初にそろえたもの、全部公開します

ランニングを始めた最初の1〜2ヶ月で購入したものを、実際にかかった金額とともに紹介します。

シューズ:15,000円

ぼくが選んだのはASICS NOVABLAST 5(税込約15,000円)。実際に10km走って感じたことを詳しくまとめています。
【自腹レビュー】ASICS NOVABLAST 5|40代ランナーが10km実走してわかったこと

まず最初に買ったのがランニングシューズです。スポーツ店で店員さんに相談しながら選んだのが、税込15,000円ほどのモデル。「普通のスニーカーじゃダメですか?」と聞いたら、「40代は膝への負担を考えると専用シューズをおすすめします」と言われました。実際に走ってみてその言葉の意味がよくわかりました。クッションの厚みと着地の安定感が、普通のスニーカーとはまるで別物です。

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40代ランニング初心者が最初に選ぶべきシューズ|膝を壊さない5つの基準

ウェア上下:10,000円

上下合わせて約10,000円でそろえました。最初は「普段着でいいか」と思っていたのですが、綿素材のTシャツで走ったら汗が乾かず不快で。吸汗速乾素材の専用ウェアは、走り始めた瞬間に「全然違う」とわかります。夏場は特に、ウェア選びが快適さに直結します。

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GPSウォッチ:20,000円(←最大の誤算)

これが一番の想定外でした。最初は「スマホのアプリで十分でしょ」と思っていたのですが、走りながらスマホを持つのが思いのほか邪魔で。「ウォッチを買おうか」と調べ始めたら、ちゃんとしたGPSウォッチは2万円〜。高機能なものは6万円以上するものもある。これが一番驚いた出費でした。

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【EPSONから乗り換え】40代ランナーが今選ぶべきGPSランニングウォッチ5選

キャップ:2,000円

夏の直射日光と目に入る汗を防ぐために購入。2,000円のスポーツキャップで十分です。

ランニングポーチ:5,000円

5km以上走るようになってから「スマホと補給食を持ち歩きたい」と感じて購入。ウエストに巻くタイプを5,000円で買いました。距離が伸びてくると手放せなくなります。

初期費用の合計:52,000円

アイテム金額
ランニングシューズ15,000円
ウェア上下10,000円
GPSウォッチ20,000円
キャップ2,000円
ランニングポーチ5,000円
合計52,000円

「走るだけ」で5万円超え。ただ、これらはすべて今も現役で使い続けているもの。長く使える道具なので、トータルで見れば高い買い物ではなかったと感じています。

【年間維持費】毎年かかり続けるお金

初期投資が終われば出費が落ち着くかというと、そうでもありません。走り続ける限り、毎年一定のコストがかかります。

シューズの消耗:見落としがちな落とし穴

ランニングシューズの寿命は500〜800kmといわれています。週2〜3回・1回5kmのペースで走ると、1年で約500〜750km。つまり1年〜1年半に1回は買い替えが必要です。底のすり減りだけでなく、クッション素材の劣化も見えにくいところで進んでいます。

ウェアの補充・ソックスの消耗

ランニングソックスは半年〜1年で穴が開きます。年間2,000〜3,000円程度の補充は見ておいたほうがよいでしょう。

スポーツドリンク・補給食

10kmを超えるようになると、途中で水分や栄養の補給が必要になってきます。1回あたり100〜300円ほど。月に数回走るなら月500〜1,000円程度です。

年間維持費の目安:約20,000円

費目年間目安
シューズ買い替え(1〜1.5年に1回換算)約8,000円
ウェア補充・ソックス約5,000円
スポーツドリンク・補給食約7,000円
合計約20,000円

1年目の総費用:約72,000円

費目金額
初期費用52,000円
年間維持費20,000円
1年目合計約72,000円

月に換算すると約6,000円。ゴルフは月1〜2万円、スイミングも月5,000〜8,000円かかることを考えると、ランニングはそこまで割高な趣味ではないと感じています。

GPSウォッチは高いと思ったけど、買って正解だった

最初に「高っ!」と感じた2万円のGPSウォッチ。今振り返ると、これは最初から買っておくべき道具でした。

使ってよかった理由は3つ。①リアルタイムでペースがわかるので走り方が変わる。②距離と記録が積み上がるので達成感がモチベーションになる。③走りすぎを防げるので40代の故障リスクが下がる。2万円の出費は最初は正直痛かったですが、今は「なぜもっと早く買わなかったんだろう」と思っています。

費用を抑えたい方へ:削れるところ・削れないところ

削れない(ケチらないほうがいい)
シューズ:1万円以上のランニング専用モデルを選ぶ。安すぎると膝・足首への負担が増える
ウェア:吸汗速乾素材は必須。夏場の綿素材は熱中症リスクが上がる

削れる(後回しにしてもOK)
GPSウォッチ:最初の数ヶ月はスマホアプリで代用可
キャップ・ポーチ:短距離では不要。必要を感じてから買えば十分

最小限でスタートするなら、シューズ+ウェアの合計25,000円前後から始められます。

まとめ:ランニングは「ゼロ円」ではないけれど、コスパはいい趣味だと思う

「走るだけだからお金かからない」は誤解です。1年目は初期費用込みで約7万円、毎年の維持費も2万円前後はかかります。

でも、この1年でランニングから得たものを思い返すと、このコストは決して高くないとぼくは感じています。体力がついた。膝の痛みに向き合えた。仕事のストレスが発散できた。走ることで、40代の自分が少しずつ変わっていく実感がある。

これからランニングを始めようとしている方、ぜひ「最初はお金がかかるもの」と覚悟した上でスタートしてみてください。その覚悟があれば、出費を見ても焦らずに続けられます。

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